火災発生時などに迅速な消火活動を行ったり、事故などによって怪我をしてしまった方の救急活動にあたるのが消防官です。
消防官も公務員の中では比較的人気のある職業ですし、目指している方は少なくありません。
ここでは消防官の仕事内容や収入、求められている人材などについて情報を発信しますから、消防官になりたいと本気で考えている方は最後まで読んでからチャレンジしてみましょう。

多岐にわたる職務

消防官の仕事と聞くと、火災時の消火やけが人への救急活動などをイメージしてしまう方は多いのではないでしょうか。
確かにそれは間違いではありませんし、実際そうした活動が消防官の主な職務であることは正しいのですが、実はほかにもさまざまな職務が存在します。

河川の決壊や山の崩落といった災害時に消防官は出動し、救助活動を行います。
取り残された人々をチームで救出し、時には命がけで危険な任務にあたります。

また、火災を未然に防ぐための啓もう活動も消防官の職務の一つとして挙げられます。
地域住民の防災に対する意識を高め、避難訓練の実施や指導などを行います。
建築物の火災に対する安全性をチェックするのも職務で、厳正な審査と検査を行い不備がある場合には指導を行うこともあります。

消防官として活躍するには消防士採用試験に合格する必要があります。
採用試験は各自治体ごとに行われますから、日程なども違ってくるため事前にしっかりと確認しておかねばなりません。
また、消防官採用試験に合格したからといってすぐに消防官として活動できるのではなく、各自治体が設置している消防学校に入学して実践的な知識や機材の取り扱いなどを学ぶ必要があります。

収入や求められている人材

消防士は常に危険と表裏一体の職務を全うしていますし、勤務形態もやや特殊ということもあって一般的な公務員よりも給与は高く設定されています。

具体的な給与額は自治体によって多少変わってきますから明言できませんが、一般的な公務員よりも12パーセント高い給与が支給されています。
さまざまな手当が充実していますし、勤続年数が長くなればなるほど給与もアップしていきますから、将来性の面でも安心と言えるでしょう。

求められている人材ですが、まずは何と言っても体力です。
通報があればいかなる状況下でも現場に急行しなくてはいけませんから強靭な肉体はもちろん、強い精神力も求められます。
また、消防隊に出動が命じられる時は基本的に緊急事態ですから、冷静に正しい判断がくだせる判断力も必要となるでしょう。

常に危険と隣り合わせの仕事ですから正義感、使命感は何より重要です。
時には自分の身を顧みず危険の中に飛び込んでいく勇気も必要となるでしょう。