販売のプロ

買い物をする時、自分が欲しいものがはっきりとしている場合は悩んだり、迷ったりすることはないのですが、いろいろと選択肢があって、どれを選んだら良いのか、どれが自分に合っているのかがわからないというような場合は延々と迷い続けてしまうこともあります。

そういう時に一番頼りになるのはお店の店員さんです。
販売のプロですので、その人に聞けば、迷うこともなくなりますし、それなりの決断をしてくれます。

ただ、店員さんとはいえども人間です。
売り上げを伸ばすために、高い商品の方を選ばせたり、買う必要のないものを無理矢理買わせようとしたりする人もいるでしょう。

特に日本人は「NO」とは言えない傾向があるので、一生懸命にすすめられると、ついつい、買ってしまおうという気持ちになる人も多いようです。
そういう場合には、店員さんが本心で言っているのかどうなのかをこちらも見抜く力が必要となってきます。

信頼される店員

買い物慣れしてくると、その店員さんがどういうつもりでその商品をすすめるのかがだんだんとわかってきます。
本当に信頼できる店員さんだと、その商品について率直な意見を言ってくれますし、たとえそれが消費者にとってあまり良くないことであったとしても、それをきちんと述べてくれるでしょう。

たとえば、その色の服が似合うかどうか迷っているとします。
実際にその色はその人にはあまり似合わないという場合、店員さんはきちんとそのことをその人に伝えるべきです。
そこで顔をひきつらせて「お似合いですよ」とか、やたらとべたべた褒めたりするのはNG。

たとえ褒めてくれたとしても、その時の店員の態度がやけにハイテンションだったり、何となく違和感を覚えたりしたら、それは本心ではないと思った方が良いでしょう。

試しに別の色の服を選んでみてください。
そうすると店員はその服に関しても褒めてくれるでしょう。

どう考えても自分には似合わないだろうと思われる服を選んで、それでも店員が似合っていると言うのであれば、その店員は本心では言っていない、あるいは店員のファッションセンスがあまり良くないということにもなります。

自分が普段はあまり気にないような明るい色の服を選んだとします。
でも、その服を着こなす自信がもてない。

そういうような場合には店員に「どうかしら?」と相談します。
その時店員が、そういうあなたの状態をきちんと冷静に分析して、たとえばこういう風に組み合わせたらどうかと提案してきたり、この色よりも、同じ明るい色だとしたら、こっちの方が似合うというように別の提案をしてきた場合、その店員さんは親身になってお客さまのことを考えてくれるということになります。

そういうやり取りができるかどうかというのが販売系のお店では大切なことなのです。