企業が中途採用者に何を求めているか把握しよう

いくら自分でスゴイと思う商品を開発しても、需要がなければ売れません。
転職も同じです。
どれだけ自分を売り込んでも、企業側からの需要がなければ採用されることはありません。
なかなか厳しい現実ですが、まずはこのことをしっかりと受け止めましょう。

そして企業が中途採用者に望むのはどのような人材なのか、あらかじめ知っておくことが転職を成功させるための、最大のカギとなります。
企業が人材を中途採用する理由は、多種多様です。
その企業の状況によって異なりますから、応募先の企業がどのような人材を求めているかを把握するように努めましょう。

中途採用をする理由には、主に2つのケースに分かれます。
1つは、人員不足の補給です。
そしてもう1つは、新たな販路開拓や海外進出、新商品の開発、異業種への参入など、これまでとは異なる分野に進出する企業が、その分野でのスペシャリストを求めるケースです。

人員不足による採用で求められる人材とは?

人員不足による募集だからといって、誰でもいいというわけではありません。
コストをかけて人を採用するのですから、どの企業も、できる限り自社に有益な人材を求めいます。

このようなケースで中途採用者に求められる人物像は、こちらから細かく指示を出さなくても、現場ですぐに活躍できる人です。
そして新しい環境に素早く順応し、仲間と協力できる人。
さらに異なる環境から来た人物として、異なる視点からの問題提起や、新風をもたらして職場をリフレッシュさせるという役割も期待されています。

新規分野への進出でスペシャリストを希望する場合

景況感が不透明になっている昨今、どの企業も常に前進が求められています。
世情がめまぐるしく変化しており、グローバル化が進んでいるため、旧態依然とした経営では、いずれ業績が悪化するのが目に見えているからです。

このため、海外進出や新たな事業などに参画する企業が増えています。
このような場合に求められるのが、その事業に精通しているスペシャリストです。
スペシャリストにはすぐれた能力とこれまでの実績、そしてマネジメント・スキルが不可欠です。
その分野に詳しいのは自分だけといった状況下で、何も知らない人にわかりやすく事業について説明し、どのようにプロジェクトを進めていくのかを提案し、さらにチームがプロジェクトを成功させられるように導くリーダーシップが求められます。

ですから、このようなケースでは自分の能力に自信があり、人を引っ張っていく前向きな人が有利になるでしょう。
そのような人材であれば、40代、50代であっても転職後に優遇されることは間違いありません。